アメリカ中西部北部の在来送粉者を庭に呼びたいなら、答えはシンプルです:在来植物を植えること。私も最初は「ミツバチさえいれば十分」と思い込んでいましたが、ミネソタでガーデニングを始めた年に地元のベテランから「君のトマトを実らせているのは、あの小さなハチたちだよ」と言われてハッとしました。実際、ミネソタ、ウィスコンシン、ミシガン、アイオワの各州には在来のハナバチだけでも数百種類が生息し、そのほかにハチドリやチョウ、甲虫も花粉を運んでいます。この記事では、あなたの庭でこうした送粉者を確実に呼び込むための在来植物の選び方や配置のコツ、そして私自身が経験したよくある失敗を実体験を交えてお伝えします。初心者でも今日から始められる内容ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。
E.g. :芽キャベツの抽薹を防ぐには?原因と対策をプロが解説
- 1、アメリカ中西部北部の在来送粉者ってどんな生き物?
- 2、送粉者を呼ぶ在来植物ガーデンの作り方
- 3、送粉者を呼ぶための3つの大きな間違い
- 4、送粉者にとって安全な庭を作るためのチェックリスト
- 5、よくあるQ&A:送粉者ガーデニングの疑問を解決
- 6、送粉者を守るために知っておきたい「土壌と水」の話
- 7、送粉者観察をもっと楽しむためのコツ
- 8、送粉者ガーデニングの次のステップ——地域全体を巻き込む
- 9、FAQs
アメリカ中西部北部の在来送粉者ってどんな生き物?
ミツバチ以外にもたくさんいる!身近な送粉者たち
「えっ、庭に来る虫って全部ただの害虫じゃないの?」——そう思っている人、ちょっと待って。実はあなたの庭でせっせと働いている送粉者たちは、ミツバチだけじゃないんです。ハエやアリ、スズメバチだって立派な花粉運び屋です。
私が初めて本格的に庭づくりを始めたのは、ミネソタに引っ越してきた年の春のことでした。その時に近所の年配のガーデナーから「君の庭に来る虫を全部殺虫剤でやっつけるのはやめなさい。あいつらの中に、君のトマトを実らせてくれる大切な連中がいるんだから」と言われてハッとしました。実際、アメリカ中西部北部——ミネソタ、ウィスコンシン、ミシガン、アイオワの各州では、在来のハナバチだけでも数百種類が確認されています。特にクマバチやマメコバチ、セイヨウミツバチは果樹の受粉に欠かせません。彼らは花から花へ飛び回り、花粉を体にくっつけて運びます。そのおかげでリンゴやブルーベリー、カボチャが実るわけです。さらに、ハチドリも重要な送粉者です。彼らは長い嘴を花の奥に突っ込んで蜜を吸いながら、顔や胸に花粉をたっぷりつけて移動します。アリや甲虫、ガの仲間も夜間に活動しながら花粉を運んでいるんですよ。
「でも都会のベランダじゃ無理でしょ?」——いやいや、工夫次第で大丈夫
「アパートのベランダしかないし、庭なんてないから自分には関係ない」——そう思ったあなた、ちょっと考え直してください。コンテナでも十分に送粉者を呼べるんです。実際に私もマンションのベランダで実験してみました。
まず私がやったことは、直径30センチ以上の鉢を3つ用意して、在来の花を植えること。選んだのはワイルドゼラニウムとミルクウィード(トウワタ)、それにラベンダーです。最初の2週間は「何も来ないじゃん」とがっかりしましたが、3週目に入ったある朝、ベランダに小さなマルハナバチが来ているのを発見しました。その瞬間の嬉しさは今でも忘れられません。ポイントは、在来種の花を選ぶことと、開花時期が異なるものを組み合わせることです。例えば早春に咲くネコヤナギ、春から夏にかけてのブルーベリー、晩夏から秋のアキノキリンソウを組み合わせれば、雪が降るまで送粉者に餌を提供できます。ベランダでも、花の種類と配置次第で立派な送粉者スポットになるんです。
送粉者を呼ぶ在来植物ガーデンの作り方
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なぜ在来植物がそんなに大事なの?
在来の送粉者と在来植物の関係って、まるで長年連れ添った夫婦のようなものなんです。お互いのクセやタイミングを完全に理解しているからこそ、効率よく受粉ができるんですよ。
具体的に言うと、在来のマルハナバチは在来のトウワタの花の構造に合わせて進化してきました。花の奥深くにある蜜にアクセスするための舌の長さや、花びらの上に止まる体重配分まで、すべてが在来植物に最適化されています。一方で、日本から輸入されたセイヨウミツバチは、ある種の在来植物には全く対応できません。その結果、受粉率が極端に下がってしまうんです。実際にミシガン州立大学の研究によると、在来植物を使った庭では、外来植物だけの庭と比べて送粉者の訪問数が約2~3倍に増えるというデータがあります。さらに在来植物はその土地の気候や土壌に適応しているので、水やりや肥料の手間がぐっと減ります。私の実体験として、乾燥に強いプレーリーブレイジングスターは一度根づけば、ほとんど水をやらなくても毎年花を咲かせてくれます。
実践!在来植物の選び方と配置のコツ
さあ、いよいよ実際に植える段階です。でも「どの植物をどこに植えればいいかわからない」という人がほとんどだと思います。大丈夫、私も最初はそうでした。
まず日当たりを確認しましょう。ほとんどの在来送粉者を引きつける植物は、1日6時間以上の日光を必要とします。次に土壌の水はけを見てください。水たまりができやすい場所にはスワンプローズ(沼地のバラ)やジョー・パイ・ウィードのような湿気を好む植物を選びます。私のおすすめの組み合わせは、日なた用:パープルコーンフラワー+スティッフゴールデンロッド+スムースブルーアスターの3種セットです。これを1平方メートルあたり5~6株ずつ植えると、夏から秋まで絶えず花が楽しめます。また、花の色も重要です。ハチは青や紫、黄色を好み、ハチドリは赤やオレンジに引き寄せられます。だからこそ、色とりどりの花を混ぜて植えるのが効果的なんです。ただし注意点がひとつ。品種改良された園芸品種ではなく、タネや苗のラベルに「在来種(Native)」と明記されたものを選んでください。園芸品種は花が八重だったり香りが強かったりしますが、蜜や花粉の量が少ないものが多いんです。
送粉者を呼ぶための3つの大きな間違い
間違いその1:「殺虫剤は使わないから大丈夫」と思っている
「殺虫剤さえ使わなければ、送粉者は勝手に来るでしょ」——これ、実は大きな誤解なんです。殺虫剤を使わないのはもちろん基本ですが、それだけでは不十分です。
私がこれまで見てきた中で、一番多い失敗例が「殺虫剤は使ってないけど、除草剤や化学肥料をバンバン使っている」というケースです。特に除草剤は送粉者の餌となる「雑草」を根こそぎ排除してしまいます。タンポポやクローバーは、春先のハチにとって最初の重要な栄養源です。これを全部除草してしまうと、ハチたちは春のエネルギー補給ができずに弱ってしまいます。また、化学肥料を多用すると土壌の微生物バランスが崩れ、植物自体が健全に育たなくなります。そうなると花の蜜の質も落ちるんです。私のアドバイスは、コンパニオンプランツを取り入れて自然な害虫対策をすること。たとえばマリーゴールドを野菜の近くに植えると、アブラムシを遠ざける効果があります。こうした方法で、送粉者に優しい環境を維持できるんです。
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なぜ在来植物がそんなに大事なの?
「花の種類なんて、適当にホームセンターで買ってきたもので十分でしょ?」——この考え方は、送粉者にとっては「ファストフードしかないレストラン」みたいなものなんです。栄養はあるけど、長続きしない。
実際に私が5年前にやらかした失敗があります。当時、知識がなかったので、近くの園芸店で「ミツバチが大好き!」と書いてあるラベルの花を片っ端から買って植えました。ところがその花の多くが外国由来の園芸品種で、在来のハチたちには全く見向きもされませんでした。結局、その年に私の庭を訪れた送粉者は、たったの3種類だけ。悔しくて、その翌年から本格的に在来植物だけに切り替えたんです。するとどうでしょう。2年目には送粉者の種類が12種類に増え、3年目にはなんと20種類以上も確認できました。この違いは明らかです。在来植物と外来園芸品種を比較した表を作ったので、参考にしてください。
| 項目 | 在来植物(例:パープルコーンフラワー) | 外来園芸品種(例:八重咲きコーンフラワー) |
|---|---|---|
| 蜜の生産量 | 高い(1花あたり約2~3mg) | 低い(1花あたり約0.5~1mg) |
| 花粉の質 | 高タンパクで栄養価が高い | タンパク質が少なく、栄養価が低い |
| 在来ハチの訪問率 | 高い(約70~80%の種が好む) | 低い(約10~20%の種しか訪れない) |
| 開花期間 | 4~6週間(自然なサイクル) | 6~8週間(品種改良による長期化) |
| メンテナンス | 低(一度根づけばほぼ放任でOK) | 中~高(肥料や剪定が必要な場合が多い) |
送粉者にとって安全な庭を作るためのチェックリスト
今日からできる!5つの簡単な行動
「難しそうだし、何から始めればいいかわからない」——そんなあなたのために、今日からすぐにできる5つのアクションをまとめました。全部やる必要はありません。できるものから始めてみてください。
1つ目は、水場を作ることです。浅い皿に小石を入れ、水をひたひたに張るだけ。ハチがおぼれずに水を飲めます。2つ目は、落ち葉を掃除しすぎないこと。落ち葉の下で越冬する送粉者も多いんです。3つ目は、枯れた茎を切らないこと。茎の中に卵を産むハチや、空洞で冬を越す虫がいます。4つ目は、殺虫剤の代わりに石鹸水を使うこと。アブラムシ対策には、薄めた石鹸水をスプレーすればOK。5つ目は、近所の人と情報交換すること。隣の庭にも在来植物を植えてもらえれば、送粉者の生息域が広がります。私も近所のガーデニング仲間と「在来植物交換会」を開いていて、余った苗をシェアしています。このコミュニティのおかげで、地域全体の送粉者の数が明らかに増えました。
「こんなに手間がかかるならやめようかな?」——そんな時こそ思い出してほしいこと
送粉者のための庭づくりって、確かに最初は手間がかかります。でも、一度在来植物が根づいてしまえば、あとは驚くほど楽になるんです。それに、あなたが作った小さな庭が、地域の生態系にどれだけ貢献しているか——想像しただけでワクワクしませんか?
私がこの活動を続けている最大の理由は、ある年の夏に庭で見た光景です。30種類以上のハチと5種類のチョウ、そして2羽のハチドリが同時に私の庭に集まっていました。その光景はまるで、小さな自然のオーケストラのようでした。それぞれの生き物が自分の役割を果たしながら、一つの大きな循環を作り出している。あなたの庭も、そんな場所になり得ます。だからこそ、最初の一歩を踏み出してほしいんです。完璧を目指す必要はありません。まずは1鉢の在来植物から始めてみてください。その1鉢が、必ず誰かの命をつなぐ大切な給餌場になります。
よくあるQ&A:送粉者ガーデニングの疑問を解決
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なぜ在来植物がそんなに大事なの?
「うちの庭、ほとんど日が当たらないんだけど、それでも送粉者を呼べる?」——もちろんです。日陰に強い在来植物もたくさんあるんです。私自身、北向きのベランダで実験済みです。
おすすめの日陰向け在来植物は、ワイルドゼラニウム、ジョー・パイ・ウィード、スワンプローズの3つです。これらは1日3~4時間の日光でも十分に花を咲かせます。ただし注意したいのが、日陰だと花の数が減ること。だからこそ、同じ面積により多くの株を植える必要があります。私の場合、日なたの庭では1平方メートルあたり4株だったのを、日陰の場所では6株に増やしました。また、日陰では特に土壌の湿り気を保つことが大切です。マルチング(バークチップやわらで土の表面を覆うこと)をすると、水分の蒸発を防げます。これで日陰でも、ハチドリやマルハナバチが訪れる素敵な空間が作れますよ。
「冬の間は何もしなくていいの?」——越冬対策もバッチリ解説
「雪が降ったら庭のことは忘れていいんでしょ?」——いえいえ、冬こそ送粉者にとっては生死を分ける季節なんです。実は多くの在来ハチは、枯れた茎の中や落ち葉の下で越冬します。
私が毎年実践している冬の準備は3つ。1つ目は、秋に枯れた植物を切らずにそのままにしておくこと。特にトウワタの枯れた茎は、チョウの蛹やハチの卵の隠れ家になります。2つ目は、落ち葉を片付けないこと。庭の片隅に集めておくだけで、テントウムシやクモの隠れ家になります。3つ目は、冬でも水場を用意すること。といっても、凍らないように工夫が必要です。私は鳥用のヒーター付き水入れを置いています。これで冬でもハチドリが水を飲めるんです。ただし、絶対にやってはいけないのが、春先の「大掃除」。暖かくなったからといって枯れ草を全部取り除くと、中で越冬していた虫たちを死なせてしまいます。私が勧めるのは、4月中旬まで待ってから、少しずつ手入れを始めること。そうすれば、送粉者たちが無事に春を迎えられます。
送粉者を守るために知っておきたい「土壌と水」の話
なぜ土壌の健康が送粉者に影響するの?
「土の中のことは、花には関係ないんじゃない?」——そう思うあなた、実は土壌こそが送粉者を呼ぶかどうかの鍵を握っているんです。
私が初めてこのことを実感したのは、友人の庭を手伝ったときのこと。彼女の庭は同じ在来植物を植えているのに、なぜかハチの数が半分以下。原因を調べてみると、土壌が化学肥料で疲弊し、微生物がほとんどいない状態だったんです。健康な土壌には、菌根菌や放線菌といった微生物がたくさん住んでいて、植物の根っこと協力して栄養を吸収しやすくします。その結果、花の蜜に含まれる糖分やアミノ酸のバランスが良くなり、送粉者にとってごちそうになるんです。ミシガン農業試験場のデータによると、有機質豊かな土壌で育った花の蜜は、化学肥料だけの土壌と比べて糖濃度が約15~20%高いという研究結果があります。つまり、土を育てることが、そのまま送粉者を育てることにつながるんですよ。
雨が少ない地域でも送粉者を呼ぶ方法
「でも、うちは雨が少なくて土がカラカラなんだよね」——そんなあなたに朗報です。乾燥地帯でも在来植物はちゃんと育つし、送粉者も来てくれます。ポイントは水のやり方を工夫すること。
私が住んでいるミネソタでも、夏場は2週間以上雨が降らないことがあります。そんな時は、早朝にたっぷりと水をやり、マルチングで水分をキープするのが鉄則。特にプレーリーブレイジングスターやパープルプレーリークローバーは、乾燥に強い在来植物の代表格です。さらに、深く根を張る植物を選ぶのも効果的。例えばコンフラワー(エキナセア)は根が1メートル以上伸びるので、表面が乾いても下の水分を吸えます。また、水やりの回数が少なくて済むので、忙しい人にもぴったり。私の経験では、乾燥地帯では1週間に1回の深い水やり(鉢底から水が出るまで)が、毎日少量やるより効果的です。これで、送粉者に安定した餌を提供できます。
送粉者観察をもっと楽しむためのコツ
「うちの庭に何が来てる?」——記録をつけると世界が変わる
送粉者ガーデニングを始めたら、誰が来ているのか記録してみるのがおすすめ。最初は「ただのハチ」としか思えなかった存在が、種類ごとに違う動きを見せてくれるようになります。
ある年、私はスマホのメモ帳に「来た日時、花の種類、虫の大きさや色」を書き留め始めました。すると、マルハナバチは朝早く、ハチドリは午後遅くに多く訪れるというパターンが見えてきました。さらに、セイヨウミツバチと在来のハナバチでは、訪れる花の高さが違うことも発見。セイヨウミツバチは低い花を好むのに対し、在来のクマバチは高い位置の花も平気で飛び回ります。こうしたデータを集めると、次にどんな花を追加すればいいかが明確になります。例えば、私の記録から「青い花が特にマルハナバチに人気」とわかったので、ブルーアスターを増やしたら訪問数がさらにアップしました。無料のアプリ「iNaturalist」や「Pollinator Partnership」を使えば、写真を撮るだけで種類を特定してくれるので、初心者でも簡単に始められます。
写真撮影のちょっとしたテクニック
「飛んでいる虫の写真なんて、スマホじゃ無理だよ」——確かに難しいですが、ちょっとしたコツで驚くほどきれいに撮れます。私も最初はブレブレの写真ばかりでした。
まず、マクロモードがあるスマホなら、花に止まっているハチを狙うのが簡単。昼間よりは、朝早くや夕方の方が虫の動きがゆっくりで撮りやすいです。私の愛用テクニックは、連写モードで撮影すること。10枚くらい撮れば、必ず1枚はピントが合っているんです。さらに、花の前にレンズを構えて、虫が来るのを待つ——待つ時間が長いと感じるかもしれませんが、その間に花の香りや風の音を感じられるのも、ガーデニングの醍醐味です。ちなみに、ハチドリを撮りたいなら、赤い花の近くで三脚を使うといいですよ。私の最高傑作は、トウワタに止まったオオカバマダラの写真。それをSNSに載せたら、近所の人から「うちの庭にも来てほしい!」と連絡が来て、一緒に在来植物を増やすきっかけになりました。
送粉者ガーデニングの次のステップ——地域全体を巻き込む
近所の公園や学校に提案してみよう
「自分の庭だけじゃ、効果は限られているんじゃない?」——その通りです。でも、あなたの一歩が、地域全体のムーブメントに変わる可能性があるんです。私の住むコミュニティでは、公園の一角に在来植物の花壇を作るプロジェクトが始まりました。
きっかけは、私が地元のガーデニングクラブで「公園の芝生の一部を在来植物の草地に変えませんか」と提案したこと。最初は「管理が大変では?」と反対する声もありましたが、ミネソタ大学の公開データを引用して「在来植物の草地は、通常の芝生より水やりの頻度が約60%減る」と説明したら、賛同者が増えました。実際に試験的に30平方メートルほどを在来植物に変えたところ、翌年には送粉者の種類が3倍に増加。地元紙にも取り上げられ、今では近隣の小学校も真似を始めています。あなたも、まずは近所の公園管理事務所や自治会に「一緒にやってみませんか?」と声をかけてみてください。「送粉者に優しい街」の認定制度を活用するのも手です。例えば、ナショナル・ワイルドライフ・フェデレーション(NWF)の「Certified Wildlife Habitat」プログラムは、個人の庭だけでなく、学校や公園も対象にしています。
「種の交換会」の始め方
在来植物の苗を買うのは、種類によっては結構お金がかかります。でも、近所のガーデナー同士で種を交換すれば、タダ同然で庭を増やせるんです。私が運営している「ミネソタ在来植物交換会」では、年に2回、秋と春に集まっています。
始め方はカンタン。まず、SNSや地域の掲示板で「在来植物の種や苗を持ち寄って交換しませんか?」と呼びかける。最初は3人からスタートしましたが、今では30人以上のメンバーがいます。ルールはシンプルで、持ち寄った種には「採取場所と植物名」を書いたラベルを貼ること。これで、その地域の遺伝的特性を保った種が広がります。私が特に嬉しかったのは、80歳のベテランガーデナーから、もう絶滅危惧種になりつつある「プレーリーフレーム(プラウマンズ・ペニー)」の種をもらったこと。その種を自分の庭で育て、翌年には20人に分けられました。交換会の後は、みんなでお茶を飲みながら「今年の送粉者観察自慢」をするのが恒例。このコミュニティが、私のガーデニング生活を何倍も楽しくしてくれています。
E.g. :オンタリオ州でミツバチと養蜂の素晴らしさを発見しましょう
全球土地展望
庭に雑草をわざと放置して、何か面白いものに変わったり ... - Reddit
北海道ブルーリスト 2010
世界湿地 概況GLOBAL WETLAND - 環境省
FAQs
Q: 庭に来る虫は全部害虫だと思ってたけど、どうやって送粉者と害虫を見分ければいいの?
A: これは本当に多くの人が最初にぶつかる壁ですよね。「虫がいたら即退治」という習慣、私も昔はそうでした。でも、ちょっと観察するだけで見分けられるポイントがあるんです。まず、送粉者は花の上でじっとして蜜を吸ったり、花粉を集めたりするのが特徴です。マルハナバチやクマバチは、花の周りをブンブン飛び回りながら、おしべやめしべに体をこすりつけるようにして花粉を集めます。一方で、アブラムシやハダニのような害虫は、葉っぱの裏にびっしり張りついていたり、葉をかじったりするので、すぐにわかります。私の経験から言うと、最初のうちは「これは送粉者かな?」と迷ったら、10秒間だけじっと観察することをおすすめします。花から花へ移動するようなら送粉者です。もしそれでも自信がないなら、地域のエクステンションサービス(農業普及所)に写真を送れば無料で同定してくれることもあります。焦って殺虫剤を撒く前に、まずは観察する習慣をつけてください。
Q: 都会のベランダでも送粉者は来るの?具体的にどうすればいい?
A: 大丈夫です、私自身がマンションのベランダで成功していますから、自信を持って「できます」と言えます。ポイントは3つだけ。1つ目は、直径30センチ以上の鉢を最低3つ用意すること。小さな鉢だと土が乾きやすく、植物がストレスを受けます。2つ目は、在来種の花を選ぶこと。私が最初に植えたのは、ワイルドゼラニウム、ミルクウィード、それにラベンダーの3種です。3つ目は、開花時期の異なる植物を組み合わせること。春先に咲くネコヤナギ、夏のブルーベリー、秋のアキノキリンソウを組み合わせれば、雪が降るまで送粉者に餌を提供できます。最初の2週間は「全然来ないじゃん」と焦るかもしれませんが、3週目くらいから小さなマルハナバチが来始めるのが普通です。私も最初は半信半疑でしたが、ある朝ベランダに来た一匹のハチを見て、本当に感動しました。ベランダでも、工夫次第で立派な送粉者スポットになるんですよ。
Q: ホームセンターで売ってる花と、在来植物ってどこが違うの?
A: これは非常に重要なポイントです。私が5年前にやらかした失敗談を聞いてください。当時、園芸店で「ミツバチが大好き!」と書いてあるラベルの花を片っ端から買って植えたんです。ところが、その多くが外国由来の園芸品種で、在来のハチたちには全く見向きもされませんでした。結局、その年はたった3種類の送粉者しか来なかったんです。園芸品種は確かに花が大きくて華やかですが、蜜や花粉の量が在来種の半分以下というデータもあります。特に八重咲きの品種は、蜜腺が退化していることが多いんです。だからこそ、タネや苗のラベルに「在来種(Native)」と明記されたものを選んでください。私が今おすすめしているのは、パープルコーンフラワー、スティッフゴールデンロッド、スムースブルーアスターの3種セットです。これらを1平方メートルあたり5~6株ずつ植えると、夏から秋まで絶えず送粉者が訪れるようになります。在来植物に切り替えた翌年、私の庭の送粉者数は12種類に増え、3年目には20種類以上になりました。
Q: 送粉者に優しい庭を作るために、絶対にやってはいけないことは?
A: 私がこれまで見てきた中で、最も多い失敗が「殺虫剤を使わなければ大丈夫」という過信です。確かに殺虫剤は絶対にダメですが、それだけでは不十分なんです。特に注意してほしいのが、除草剤と化学肥料の使いすぎです。除草剤はタンポポやクローバーといった、春先のハチにとって最初の重要な栄養源を根こそぎ排除してしまいます。私も以前、きれいな芝生を保つために除草剤を使っていましたが、その年はハチの数が激減しました。また、化学肥料を多用すると土壌の微生物バランスが崩れ、花の蜜の質が落ちるという研究結果もあります。もう一つ、絶対にやってはいけないのは、秋の大掃除で枯れた茎や落ち葉をすべて取り除くことです。多くの在来ハチは枯れた茎の中や落ち葉の下で越冬するので、春先までそのままにしてあげてください。私のルールは、4月中旬まで手入れを待つことです。そうすれば、越冬していた送粉者たちが無事に春を迎えられます。
Q: 送粉者ガーデニングを始めたいけど、今すぐできることってある?
A: もちろんあります!「完璧を目指さなくていい」というのが私のモットーです。今日からすぐにできることを5つ挙げますね。1つ目は、浅い皿に小石を入れて水場を作ること。ハチがおぼれずに水を飲めるようになります。2つ目は、庭の片隅に落ち葉を積んでおくこと。これだけで越冬する虫たちの隠れ家になります。3つ目は、殺虫剤の代わりに石鹸水を使うこと。アブラムシ対策には、薄めた石鹸水をスプレーすれば十分効果があります。4つ目は、近所の人と情報交換すること。私も「在来植物交換会」を開いていて、余った苗をシェアしています。地域全体で送粉者を守る意識が広がると、効果は何倍にもなります。5つ目は、1鉢だけでも在来植物を買って植えること。それが最初の一歩です。私も最初はたった1つの鉢から始めました。その鉢が、やがて20種類以上の送粉者を呼ぶ庭へと育ちました。完璧なスタートを切る必要はありません。まずは、あなたのベランダや庭に「在来種の花」を一輪、迎え入れてみてください。その一輪が、きっと誰かの命をつなぐ大切な給餌場になります。
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